2012年に日本のみ100台限定販売モデルとして発売されていた、アメリカの老舗ブランド、マッキントッシュ（McIntosh）の真空管プリアンプ“C22”レプリカモデル（復刻版）が、2014年7月1日（火）、音響製品等の輸入販売業務を行なう株式会社エレクトリからレギュラーモデルとして発売されました（定価￥660,000（税別・復刻版））。

1963年にステレオLPレコードに対応したモデルとしてオリジナルモデルが発売されたC22は、真空管プリアンプの歴史的名機とも呼ばれ、高い評価を受けたアンプでした。この名機を、外観デザインや設計思想はオリジナルモデル当時のまま、最新の回路技術を投入したのが、このレプリカモデルでした。

レプリカモデル は、マッキントッシュの伝統を踏襲したフロントパネルのグリーンイルミネーションのデザインや、オリジナルモデルと同じく6本使用された真空管“12AX7A”、更には、忠実に再現された味わい深く艶の有る、生々しいライブ感に満ちたMcIntoshサウンド等が、長年のオーディオファンの心をくすぐりました。

一方、オリジナルモデルで使われていた米国スプラグ社製品のバンブルビー（bumble bee）コンデンサーやセレン整流器は、現在生産されていない為、レプリカモデルにも使われていないのですが、これらにこだわるオーディオファンも居るようです。

このように、McIntosh 真空管プリアンプ“C22”は、オリジナルモデル、レプリカモデル共に、今も根強い人気が有ります。

それにしても、1960年代以降、アンプの信号増幅には半導体部品（トランジスタやIC等）が使われるのが普通になっているにも関わらず、この“C22”に代表されるように、真空管プリアンプの音を好むオーディオファンは多く、今も尚製造・販売が続けられており、米国ウエスタンエレクトリック社のように、真空管の再生産を始めた企業も在るほどです。

弊社では、このようにコアなファンが居るマッキントッシュ（McIntosh）の真空管プリアンプも、鋭意高価買取しております！

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